EUROPE GP Sunday
ニュルブルクリンクを埋め尽くした真っ赤な軍団の声援は、
コックピットのM・シューマッハに届いた!
「復活フェラーリ」実に見事、スマートな勝利だ。
イモラの勢いに乗って、強い赤組は2連勝。
まあ、うがった見方をすればイモラもニュルブルクリンクも、
フェラーリの地、そしてマイケルの国だから、言うなればホームゲーム。
となると次のスペインはF・アロンソの地元。
当たり前だがルノーも相当入れ込んでくるだろう。
そのアウェイでの戦いでこそ今年のフェラーリの真価が問われる。
木曜日のLetterでも書いたが、ニュルブルックリンクからパリまで4時間。
なので本日は決勝レース終了後、なるべく速やかにサーキットを後にし、
パリに戻り作業をする事にした。
表彰台を撮影後、そのままの格好で機材を持ち観客の間を縫って、
コースを横断、歩道橋を渡って駐車場へと小走りに急ぐ。
途中、御年65才のTeam ZEROBORDERの長老格R・シュレーゲルミルヒを
追い越し、既にスタンバイをしていたF1SCENEのAD、T氏の待つ車へ。
この時、一番早いのは自分だ!と思っていたが、
すでに我がチームのメンバーが二人も彼の前を通過していたという。
何と素早い連中だ!じゃあ僕は三番目か...
そう思いながら駐車場の出口に差し掛かると、
隣の車にもう一人のメンバーの顔が...
一体なんてチームだ!フェラーリが勝ったというのに、
我先を競い帰路につく...こりゃ自分も含め問題だ!
しかし普通の雑誌なら必要で、使われる写真も、
むしろF1SCENEでは使ってもらえないことが多い。
(というか99パーセント使わない!)
まあそれが独自のビジュアルを構成するツボでもあるのだが。
しかしカメラマンとしてレース終了後の記者会見や喜びのシーンを撮らずに、
サーキットを後にするのは、本音を言えば怖いものだ。
もしも自分の帰った後に何かあったら...
だが、ケジメをつけるのは自分自身だ。
だからそれぞれのリズムとテンポで撮影をし、サーキットを後にする。
これがTeam ZEROBORDERのそしてF1SCENEの個性なのだと、
最近では開き直っているのだが...