GP Letter

2006.07.17

FRANCE GP Sunday



気温36℃を越えたマニクールは「暑く」もあり、また「熱い」1日だった。
予選結果から予想されたように、
ポール・ポジションからスタートしたマイケルは、
スリー・ストップ作戦も危なげなくこなし、
完璧な勝利をモノにした。


マイケルの復活は本物だ!
これで続くドイツ、ハンガリーの真夏の連戦が楽しみになってきた。
一番厳しい真夏の連戦、
マイケルにとっては地元でもあり、
更に勢いをつけて後半戦へ繋ぐためにも落とすことの出来ない、
大切なレースとなった。

それにしても連日の36℃を越える熱気、
フランスで多数の死者を出した、2004年の暑い夏を思い出す。
50℃を越えた路面温度に、コース・サイドにいても、
足下のアスファルトが溶け出し、
望遠レンズを乗せた一脚が地面にめり込んで行く!


一応に真っ黒、あるいは真っ赤に日焼けしたカメラマン達の表情は険しく、
とても写真を撮ることを仕事にしているようには見えない...


そこでふと思い出した笑い話のような本当の話が...かなり昔の事だが、
F1カメラマン4人でオフの日本でゴルフ場に行ったことがあった。
そこでキャディーさんがプレイ前には、
その一般人離れした容姿と体躯に、
「お客さん達、よく陽に焼けてるけどプロゴルファーかい?」と聞いてきた。
しかし、プレイを始めると余り巧くないプレーぶりと体躯の良さを見て思ったのか、
今度は「建設関係の方達?」と聞き直された(笑)


それにしても真夏のグランプリは確かに暑いが、
レーシングスーツを着込んだタイヤ交換のメカニックや、
走行中は70℃を越えると言われるコックピットで、
エンジンを背中に背負ってるドライバー達のことを思えばまだマシかもしれない。


1週間後に始まる暑い2連戦に備え、体力の温存を図りたいと思う。
ホント、カメラマンも体力勝負なり!

2006.07.16

FRENCH GP Saturday



さながら決勝レースのスタート・シーンのようであった。
同じような光景を前回のUS GPでもみたのだが、
まさかこのフランスGPでも見るとは思いもよらなかった…


予選の最終ラウンドの15分を目前に、
真っ先にピットアウトをしようとするマイケル&アロンソ。
さて、この二人の胸中は一体如何に?


もしかしたら単に意地の張り合いかもしれない、
あるいはホンの遊び心かもしれない。
それとも彼らの中には何が何でもこいつには負けたくない!
そんな気持ちがあったのかもしれない。

いずれしても、見る方にとっては大歓迎のバトルであった。
長いストレートの果てのアデレード・ヘアピン、
スリップ・ストリームを使ってのパッシング、
決勝レースではたしてこんなシーンを見ることができるだろうか?


毎ラップ、トップが入れ替わるバトルの続くレース。
モントーヤがF1からあっさりと去ったのはバトルの無いレース、
いやバトルのできないレースに嫌気がさしたからだった。


チームのタクティクスとマシンのパフォーマンスで勝敗を決するレース、
現代のF1はかつてのようにドライバーのテクニックだけで、
勝ち抜ける時代ではないのは確かだ。
しかし本当の意味でのギリギリのレースを見たい!
こんなシーンを見ると心からそう思う。
明日も天気予報は晴れ、気温も高く暑くなりそうだ。
天気に負けず熱いレースを期待したい。

2006.07.15

FRENCH GP Friday


気温36℃、快晴。
最高に暑いグランプリ初日となったマニクール、フランス・グランプリ。

ただ今イベント目白押しのフランス。
先週のワールド・カップ決勝、そして今週のF1、
来週はツール・ド・フランスのゴール、
おまけに今日はパリでは革命記念日(通称パリ祭)。


そして更にはフランスは、ここからいよいよ本格的なバカンスに突入する。
パリから南にバカンスに向かう途中にフランスGPを観戦、
そんな家族連れのキャンピング・カーも数多く見かける。


それにしても暑い!湿気も伴い暑さはピーク!
レーシング・スーツにヘルメットのドライバー、
そしてファイアー・マンに至ってはサウナ状態!


走らない理屈は間違ってはいない、
だとしたら走れるようなレギュレーションにするのがFIAの役目。
金曜のセッション廃止が本当に検討されだしたが、
特に午前中はそれもごもっともという寂しいセッションだった。


ルノーの地元フランスで当然だけど一番人気のアロンソが1ラップ。
マイケルに至ってはゼロ周...
暑さの中、遮る日陰もなくじっと待ちこがれたファンは悲惨だ。
恐らく二度とグランプリは見たくない!そう思うだろう。


せっかくグランプリを見にきてくれたファンに
飽きられるような、チームとFIAの身勝手なルールは改めるべきだし、
もっとファンを視野に入れたグランプリを展開していかないと、
本当にF1グランプリはファンから見放され、
自分たちだけの自己満足の世界となってしまうだろう。
手遅れになる前に、今一度何がファンサービスか?
本当の意味でのファンの在り方考えようではないか。