AUSTRALIA GP (Sunday)
決勝レースを待ち焦がれる、こんな気持ちは久しぶりだった。
空は朝から蒼く高く、気持ちの良い一日を予感させてくれる。
21年目のシーズンの開幕、昨日までの違和感と足掻きは失せ、
ようやく現実と自分の気持ちがシンクロしてきた。
早朝からプレスルームでデータを送りながら、
次々とモニターに映し出される盛りだくさんのサポートレースを眺める。
それにしても本当にイベントの好きな国だ、まるで観客を飽きさせてはならぬとばかりに、
分単位、いや秒単位でスケジュールは進行する。
オーストラリアGP恒例のドライバー集合写真の撮影を終えると、
ドライバーズ・パレードが始まり、そしてこれまた華やかなオープニングセレモニーを経て、
いよいよスタートとなる。
2007年シーズンを占う開幕戦、
写真を撮る方も自然と緊張感と高揚感に包まれてくる。
さあ、来い!フレーミングを決めピントを合わせ、
1コーナーへ我先にと向かう集団を狙う。
ある意味ではこの瞬間が写真家として至福の時かもしれない...
結果を見ればSAF1以外はそれほど驚くようなことはない。
やはりテストシーズンの結果が物語っているように、
フェラーリ、マクラーレンの2強を柱に展開していきそうだ。
開幕の3連戦は大幅なアップデートができないので、
中盤に位置するチームにも充分チャンスはある。
そんな意味でも、2007年シ−ズンは面白いかもしれない。
さあ、次戦はマレーシア、バーレンの連戦。
我々にとても過酷な2レースだ。
だが、今年に限っていえば楽しめそうなレース展開をしてくれそうなので、
少しは気が楽だというのが本音でもある。