USA GP (Sunday)
一体誰がこの北米シリーズで、こんな結末を想像できただろうか?
モナコGPを征したアロンソはチャンピオンらしく、
少なくともカナダGPが始まるまでは誰の目にもそう見えていた。
しかしカナダGPでポール・トゥ・ウィンを決め、勢いづいたハミルトンは、
ここインディアナポリスでも誰にも前を走らせること無く、完勝でレースを終えた。
これで7戦連続表彰台、そして2度の優勝。
文句無くチャンピオンシップのポイントリーダーだ。
ハミルトンが凄いのか?あるいはアロンソが精彩を欠いているのか?
マクラーレンで育ってきた言うなれば生え抜きのハミルトン、
昨シーズン開幕前にシーズン終了後に、
ルノーからマクラーレンへの移籍を決めていたアロンソ。
どこかに蟠りを感じるのは僕だけだろうか?
確かにアロンソは速く、冷静なドライバーだと思う。
ではその彼がなぜシーズン開幕前に来期の移籍を決めていたのだろうか?
彼ほどのドライバーなら焦る必要など全く無く、
どこのチームでも喜んで受け入れてくれるはずだ。
またマクラーレンもハミルトンの存在がありながら、
ライコネンを放出し、アロンソを獲ったのだろうか?
単なるタイミングの問題なのか、あるいは金銭的な問題なのかもしれないが、
計り知れない深い謎があるような、どこか気持ちの悪さが残る。
「謀略」という言葉は言い過ぎかもしれないが、
巨額の資金が動く世界だけに素直に受け入れることは難しそうだ。
しかし、いつも言っていることだが、
F1の世界に例えどんなことが起きようとも、
そこに存在するF1ドライバーは真のアスリートであり、
立派なスポーツであることは間違いない。
テクノロジーと人の融合、これがF1グランプリの最大のテーマでもある。