JAPANESE GP (Sunday)
さて天気の悪さや道路の陥落やら、シャトルバスの不便さを乗り越えて、
どうにか決勝日を迎えた富士スピードウェイ。
今日も朝から小雨混じりの霧が立ち込めている...
果たして無事にオンタイムでスタートは切れるのだろうか?
そんな不安だらけの決勝日。
色とりどりのチームロゴに彩られたカッパをまとい、
雨の行軍よろしく、ゲートから観客席まで途切れることなく続く観客の列。
その姿には本当に頭が下がる思いがする、
だが、だからこそサーキット側はキチンとした受け入れ策を考えねばならない。
雨を凌げるのはグランドスタンドの屋根付きの部分、そして売店の軒先のみ。
これでは一般席の観客は雨に打たれ濡れろということなのだろうか?
家族連れや子供連れの観客にとって、グランプリ・サーキットは来てはならぬ、
禁断の場所なのだろうか?
トヨタの関係者が、F1を一般にもっと広めたいと仰っていたのだが、
これでは言ってることとやってることのギャップが余りにもありすぎる。
テレビやマスコミに対する対応ばかり気にする悲しい性。
上っ面だけF1の事を考えているように語っていても、
実態はカーオブザイヤーを取る為に選考委員を過剰接待する、
したたかなメーカーの顔が見え隠れする...
巨大メーカーのサポート無しでは成り立たない現代のF1グランプリ、
だからと言ってメーカーの思惑通りに全てが動くとは限らない。
F1はどこへ向かうのだろうか?
朝から降り出した雨は止むどころか激しさを増している...
これは富士スピードウェイに関して言えば、悪くはない。
なんで?と思うだろうが、実は雨が止むと今度は霧が降りて来るからだ。
雨はともかく霧ではレースを続行することは不可能に近い、
だから雨が降っている方が、レースを開催するにはマシだということなになる。
ペースカー先導によるスタートを開始後、
18周に渡りパレードラップ状態は続いた。
このまま雨が小降りにならなければ、レース成立の規定周回数で終了という予定だった。
しかし落ちて来る雨粒はスタート時の激しさはなくなってきた、
そしてグリーンフラッグ!ここからが本当のレースである。
マクラーレンの2台に混じり、ベッテル、コバライネンらの若手が頑張る。
ピットインのタイミングで順位は変動するも、基本的にはハミルトンがトップを維持する。
そしてまさかのアロンソのクラッシュ...そんな、まさか!
一瞬、目の前の出来事が信じられなかった。
残念だが勝負あったと言うべきか?
今日はハミルトンを素直に誉め讃えよう。
一瞬のミスが取り返しのつかない状況を生み出す、
今日のように非常に困難な状況においても、自分の最高の走りを見せ続け、
ポール・トゥ・ウィンでの勝利は賞賛に値する。
今日のアロンソのコメントは事実上の敗北宣言になるだろう。
だがこのまま終ってはワールドチャンピオンの名が寂しい、
残りの2レースはぶっちぎりで、勝って欲しい!
これが僕の願いでもある。
終日雨の中、寒さに耐え最後まで観戦してくれた多くの観客のみなさん、
本当にありがとうございました。
どうか帰りの道中も安全に、
無事に家路につかれることを心から願っております。
さあ、残されたレースは2レース、今週の中国、そしてブラジル。
タイトル争いの興味は薄れてきたが、どうか「熱い」レースを見せて欲しいと心から願う。